「 Wi-Fi のないところで音声配信を視聴したときのデータ量が気になる」
「動画配信と音声配信、どっちのほうがデータ量がかかるの?」
「激安 SIM でも音声配信が使えるか知りたい」

少しずつ注目を浴びだしている音声配信。気になる番組を聴いてみたいけど、通信制限があるとデータ量がどのくらい必要なのか気になりますよね。

そこでこの記事では、音声配信のデータ量についてくわしく解説します。
配信者側・視聴者側のそれぞれのデータ量について理解したい方は必見です

 

1年で音声配信 400 回以上、1万再生超えのノマドマーケター鳥山が、リサーチ好きシンママライターさんと共にお届けします。

Contents

音声の視聴にかかるデータ量は動画の 20 分の1

まずは音声配信と動画視聴するときの1時間あたりのデータ量を比較します。

今回は動画配信の YouTube ・ TikTok と音声配信のポッドキャスト・ stand.fm を一覧にしてみました。

アプリ名 1時間で使用するデータ量(目安)
YouTube 680MB(※ HD / 720p の場合)
TikTok 440MB
ポッドキャスト 30~40MB
stand.fm 90MB

音声配信は動画配信と比べると、5分の1から 20 分の1ほどのデータ量です。とくにポッドキャストのデータ量は少なく、1時間聴きっぱなしでも 30~40MB しかかかりません。40MB は YouTube であれば3~4分の視聴が可能です。比較すると、音声配信は視聴するときのデータ量が少ないとよく分かります。

音声なら1GBで 24 時間以上も視聴できる

つづいて、音声と動画を1GB 以内で視聴できる時間を比較してみましょう。ちなみに、1GB は格安 SIM での最安のプランになります。

アプリ名 1GBで利用できる時間(目安)
YouTube 1.5 時間(※HD/720pの場合)
TikTok 2.3 時間
ポッドキャスト 25.6 時間
stand.fm 11.4 時間

1GB という決められたデータ量の中では、ポッドキャストで約 26 時間stand.fm で 11.4 時間の視聴が可能です。一方、 YouTube や TikTok では2時間前後しか視聴できません。

よって長時間配信を聴きたいときは、音声配信の方がデータ量を気にせずに済みます。音声配信のメリット「ながら聴き」にもうってつけです。

データ量を抑えて音声配信を聴く2つの方法

音声配信は動画配信と比べるとデータ量は少なく済みます。しかし「もっとデータ量を抑えて聴きたい」という方には、次の2つの方法がおすすめです

  1.  Wi-Fi 環境で事前にダウンロードしておく
  2. ポッドキャストで視聴する

Wi-Fi がつながっている場所でお気に入りの音声をダウンロードしておけば、オフラインで視聴できるのでスマホのデータ量を使わずに済みます。

またポッドキャストの方が stand.fm よりも通信にかかるデータ量が少なくなります。よってデータ量を抑えながら音声配信を利用したい方は、ポッドキャストの方がおすすめです。

音声配信なら発信側もデータ量を抑えられる

視聴する側だけでなく、発信者側もデータ量を抑えられます

音声配信のポッドキャストと動画配信の YouTube 、それぞれで配信を行なった場合のデータ量を比較してみましょう。

  • ポッドキャスト・・・99.6MB
  •  YouTube ・・・1.14GB

※どちらも1時間配信した場合

ポッドキャストのデータ量は、 Anchor というポッドキャスト用アプリを使って実際に配信した結果です。 YouTube を配信した場合のデータ量は、Webサイト運営会社 GreenEchoes Studio が提供している「 GREEN WAVES 」に掲載されている下記の資料を参考にしました。

画像引用:GREEN WAVES

2つを比較すると、ポッドキャストで配信した場合、使用するデータ量は YouTube の約 10 分の1だと分かります。データ量を抑えながら音声で情報を届けたいのであれば、音声配信はとても相性の良いサービスです。

実際に動画ライブ配信と比べて…

僕は音声配信開始当初、動画のライブ配信を行い、そこから音声を抜き出して配信していました。しかし、その時の音は、途切れ途切れになったり、音質があまりよくなかったです。もちろん、Wi-Fi の強い環境であれば大丈夫ですが、通信が重いことは間違いありません。

 

解決策としては、強力な Wi-Fi を用意して動画でいくか、音声配信に特化して配信するかになります。今は歩きながら音声配信することもあり、通信量もそれほど気にする必要なく、快適です。

音声配信はこれからが本番。あなたも配信してみませんか?

YouTube などの動画配信に続くと言われる音声配信は、データ量を節約したい方にもおすすめです。さらにデータ量を抑えたいときは、視聴する際は Wi-Fi 環境下でダウンロードする、配信する際はポッドキャストを利用するなど工夫してみてください。

音声配信の方法や視聴してくれるファンを増やしたい方は、こちらの動画も無料でどうぞ。

音声配信に限らず、マーケティングやコンサルティングなどネットを介したビジネスのバックアップもしているので、興味がある方は上の動画と共に、メールも受け取ってみてください。

家族で渡り鳥せいかつしながら、各地で仕事する生き方に興味があれば、ぜひ。

人を応援したり、良いものを広めたいと思う人には、
これ以上ないくらい楽しい働き方だと思います。

プチ音声配信情報はTwitterにて

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