「話すのが苦手…」
「話下手だと思われたらどうしよう」
「どうしたら上手に話せるようになるの?」

音声配信が盛り上がっていて始めたものの、どう話していいか分からないあなたへ。

元ひきこもりで人見知りなポッドキャスターの僕、鳥山が

  • 音声配信で「話し方」を意識すべき3つの理由
  • 7つのコツ
  • ネタ選びや台本づくり

をお伝えします。

Contents

音声配信で話し方を意識すべき3つの理由

ずばり音声配信で話し方を意識すべき理由は3つあります。

  1. 声しか届けられない
  2. 聴きにくいとリスナーが離れる
  3. 分かりやすいとまた聴いてもらえる

順に解説します。

1.声しか届けられない

当然ながら、音声配信では声しか聞こえません。

会って話せば、顔の表情・身振り手振りがあって伝わります。
が、声だけになると急に分かりにくく。

僕はアメリカにいた頃、対面ではわかる会話が、電話だと急にわからなくなる、という体験をしました。これは、声以外からも情報を受け取って判断している証拠です。

音声配信は声しか届けられないからこそ、話し方を意識してリスナーが聴きたくなる工夫をしなければなりません。

2.聴きにくいとリスナーが離れる

どれだけ有益な内容を発信していても、話し方が聴きにくいとリスナーは離れてしまいます

想像してみて下さい。

音声配信の方法について紹介する番組 A と B があります。
番組 A は小さな声でボソボソと話す、番組 B は明るい声でハキハキ話す。

どちらをまた聴きたいと思うでしょうか?
きっと、 B ですよね。

有益情報それ自体は、ネット上に溢れています。

ではなぜそれを、声で聞くのかというと、その配信者の話し方が好きとか、聴きやすいからとか、その人が情報を切り取る視点が独特だから、とかですよね。

なので、「有益情報<聴きやすさ」を重視して配信するのが肝になります。

s3.分かりやすいとまた聴いてもらえる

聴きやすいだけでなく、分かりやすいかどうかも大きなポイントです。

例えば、SNSで稼ぐ方法について発信する2つの番組 A と B があります。
どちらも声のトーンも良く、聴きやすく、声も好き。

ただし専門用語だらけで進む番組 A と日常の言葉や例えで説明される番組 B 。
どちらの方がまた聴きたいと思いますか?

専門家として学んでない限り、 B ですよね。
なので、「聴きやすさ」と合わせて「分かりやすさ」も大切です。

聴かれる音声配信を目指す!話し方のコツ7選

狙った層のリスナーから選ばれるよう次の7つのコツを抑えましょう。

  1. 声のトーン・大きさを調整する
  2. 第一声は番組の印象に合わせる
  3. 堂々と話す
  4. 感情をのせる
  5. 話す速度にメリハリをつける
  6. 専門用語はできる限り避ける
  7. クセや余分な「えー」「あー」に気をつける

一度で7つ取り入れる必要はありません。
できそうなものからチャレンジし、慣れてきたら新しくもう1個…と少しずつ習得していきましょう

くわしい内容を解説していきます。

話し方のコツ1.声のトーン・大きさを調整する

声のトーン・大きさは聴きやすさに大きく影響するので、調整するようにします。

自分で聴いてみると分かりますが、マイクを通すと声は暗く感じやすいです。
僕も最初の頃の放送はだいぶ暗い…笑

また、小さな声も聴きにくいです。
抑揚は長所でもあるのですが、僕も「小さい声が聞き取りづらい」と言われて以来、小さくなり過ぎないよう意識してます。

解決策としては、電話している時のようにトーンを明るくし、大きさも一定を保つことを意識するといいです。
(慣れてきたら大小使い分けます)

すべてにコツに言えることですが、最終的には自分の収録を実際に聴きながら、徐々に調整していきましょう!

話し方のコツ2.第一声は番組の印象に合わせる

第一声は、その番組の印象を決めます。

「〇〇さんの放送=〇〇で始まる」と印象を結びつけられると最高です。

たとえば僕は毎回、「どぉーーーーーん!」という言葉で始めてます。
『笑ゥせぇるすまん』が好きなこと、最初の頃に暗い放送をしていた自分自身への気合いの合図として選びました。

第一声は、あなたの番組の印象に合わせて決めておくといいです。
必ずしも明るい必要はなく、シックな番組にはシックなトーンで、くだけた番組にはくだけたトーンで。

僕は「成長を楽しむ」を大事にしているので、楽しい雰囲気で始めています!

話し方のコツ3.堂々と話す

堂々と話すのはとっても大事です。
自信なさげな人と、自信ある人だったら、自信ある人の話の方がしっかり伝わってきますよね?

堂々と話すためには、次のポイントを意識すると良いです。

  • おどおど話さない
  • 「~と思います」など弱めの表現は使わない
  • 姿勢を良くする

適当に聴きに来る人ももちろんいますが、多くはあなたの番組を求めて聴きに来ているのです。
おどおど話すのは失礼になってしまいます。

「〜と思います」などの弱めの表現も極力使わない方がいいです。
なるべく言い切る!

もしも気持ちのコントロールが難しいのなら、姿勢を良くしましょう。
シャキッとして、声もよくなります。

ぜひ、リスナーのために、堂々と話してください。

話し方のコツ4.感情をのせる

感情をのせられることも、文章と違った音声配信ならではの強みです。
特に、人間味を出した方が好印象を与えます。

機械による音声朗読を聴いたことがありますか?
一言ならまだしも、長い時間聴くのは、かなりきついです。

あなたは機械ではなく、唯一無二の人なので、ぜひ喜怒哀楽を届けることを大事にしてください。
方言なども大いにアリです。

自然な感情を出すことで、コツ1で習得した大きさの揃った「聴きやすい話し方」から、聴きやすく好印象を与える「あなたらしい話し方」になります。

話し方のコツ5話す速度にメリハリをつける

話す速度にメリハリを付けると、ぐっと惹きつけられます。
これも文章ではなかなか難しいことですね。

大切な部分はゆっくり、少し大きめの声で・・・など強弱をつけるとリスナーも入り込みやすいです。

僕は教師時代、大事な部分を言う前に空白をつくり、小さな声で言ったりしてました。
(うまく使うと、大注目されます)

速度にメリハリを付けながら、相手に届きやすいパターンを見つけていって下さい。

話し方のコツ6.専門用語はできるだけ避ける

分かりやすい番組を作るなら、専門用語はできるだけ避けて下さい

実際は想定リスナーのレベルに合わせるのが理想ですが、自分が詳しい分野について話す番組は、9割は難し過ぎる印象です。

基本的に、12 歳の子が聴いてもわかるように、という意識で話すといいと思います。
自然と専門用語も避けられます。

話し方のコツ7.クセや余分な「えー」「あー」に気をつける

えー、これは音声配信ならではの壁ですが、あー、と「えー」や「あー」などのフィラーが入り過ぎていると理解しづらいですよね。

フィラーは本当にあなたのクセ次第なのですが、やはり第三者になったつもりで自分の配信を聴いてみるのがもっとも有効な対応策です。

僕も最初の頃は恥ずかしくなりながら自分の放送を聴いて、気になるところは次に直すようにし、改善してきました。

長年のクセを急には直せないので、改善を繰り返すに限ります。
そんなやっかいなクセを直せれば、日常の会話力の向上にも繋がります。

そういった意味でも音声配信は大オススメです。
応援してます。

話し方だけじゃない!
聴かれる番組はネタ選びや台本づくりも上手

話し方は届け方のひとつです。
やはり「何を届けるか」に当たる、ネタ選びや台本づくりが大切なことは間違いありません

ここでは、ネタ選びや台本づくりのコツをサクッと説明します。

ネタ選びのコツ

ネタ選びのコツですが、「誰に届けるか」をもっとも大切にします

相手に有益な情報、相手が共感できる話題、相手が普段考えている悩み、痛み、不安、不満、解決したい問題、満たしたい欲求…、それらを考えて、ネタにしていくのが間違いありません。

具体的には…

  • ネットでリサーチする
  • リスナーに聴く
  • つながりのある対象の人に直接聞く

など。
どのやり方でもかまいません。

とにかく相手の視点に立ってネタを選ぶと、求められ、聴かれる番組になります。

台本作りのコツ

必須ではありませんが、やはり台本があると道筋が見えやすいので、自信を持って話せるようになります

台本は以下のステップで作成します。

  1. 目的を明確にする
  2. 構成を組む
  3. 要点を書き出す
  4. 時間配分を決める

くわしく知りたい方は参考リンクをご覧ください。

参考リンク

【保存版】音声配信の台本作り方4ステップ!上手く話せるコツも徹底解説

いつか収益化するなら Anchor や stand.fm がオススメ

広告収入による収益化を頭に入れているのであれば、 Anchor や stand.fm での配信がオススメです。
(両方からの配信もできて、僕はそうしてます)

収益化に関して、両者を簡単に説明します。

Anchor

現在はアメリカ在住の方のみ広告収益化が可能

ですが、Anchor Japan が普及に力を入れているため、いずれ日本でも収益化の実現がされると見てます。(2021年9月時点)

stand.fm

stand.fmはすでに収益化可能で、「フォロワー 1,000 人 ✖︎ stand.fm による審査」が条件です。

収益化に興味がある方は、参考リンクをご覧ください。

参考リンク

音声配信を始める方法4ステップ!配信のコツや収益化の仕組みも解説

聴きやすい音声配信は話し方とネタ選びを大事にしよう

音声配信は、話し方とネタ選びを大事にして下さい。

ただし、「続かない」と何も始まりません。
では続けるためにもっとも大事なのは?

僕は「楽しさ」だと考えます。
まずは「楽しむ!」。

そして、

「自分で楽しむだけじゃ物足りないな」
「もっと多くの人に聴いてもらいたい」
「やるからには、しっかり価値を届けたい」

と思ったら、この記事に戻ってきて、コツの一つでも加えてみてください。
その成長の一歩が、あなたの未来を変えていくと信じてやみません。

一緒に成長を楽しみましょう。
心から応援してます。

Thank you for reading. You made my day!

家族で渡り鳥せいかつしながら、各地で仕事する生き方に興味があれば、ぜひ。

人を応援したり、良いものを広めたいと思う人には、
これ以上ないくらい楽しい働き方だと思います。

プチ音声配信情報はTwitterにて

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