「一部のリスナーだけに配信を届ける方法は?」
「知人だけでライブしたい」
「限定公開を有効活用する方法を教えて!」
音声配信の内容を一部だけの人に届けたいときに活用できる「限定公開」。
実は対応しているアプリが少なく、stand.fm・YouTube・Voicy で可能です。
この記事では、ポッドキャスターの僕が
- 音声配信を限定公開する方法
- 限定公開を有効活用するコツ
について解説します。
限定公開をうまく利用したい方は、ぜひ参考にしてください!
1年で音声配信 400 回以上、1万再生超えのノマドマーケター鳥山が、リサーチ好きシンママライターさんと共にお届けします。
Contents
音声配信を限定公開できるアプリ2選
音声配信を今すぐ限定公開できるアプリは、2つあります。
- stand.fm
- YouTube
順に説明します。
1.stand.fm
stand.fm は収録・ライブ配信どちらでも限定公開に対応しています。
全体に公開するか、URL を知っている人限定で公開するか選択するだけで OK 。
Facebook と同じ仕組みです。
限定公開するための特別な作業が要るわけでもないので、誰でも簡単にできます。
ただ stand.fm は独立系の音声配信アプリです。
音源をダウンロードして他のプラットフォームで流すことはできません。
限られた範囲でしか配信できない点はマイナスですが、サクッと限定公開したいなら断然推しです。
2.YouTube
動画配信アプリの YouTube でも、音声配信を限定公開できます。
音声のみの動画を作成・アップロードし、公開する際に「限定公開」を選択すれば完了です。
プラットフォーム内で限定公開するための作業は、stand.fm と同様とても簡単。
しかし音声をのせた動画を作成する必要があるので、編集作業に抵抗がある方は負担に感じるでしょう。
くわしいやり方は次の章で解説します!
【stand.fm】音声配信を限定公開する方法
stand.fm で限定公開する方法を実際の画面をみながら確認していきましょう。
まずは収録配信から。
- トップページ下部のマイクをタップ
- 「収録」を選択
- 収録・編集後、右上の「次へ」をタップ
- 公開範囲をタップし「 URL 限定公開」をタップ
以上で収録を限定公開できました。
つづいてライブ配信です。
- トップページ下部のマイクをタップ
- 「ライブ」をタップ
- 「 URL 限定公開」をタップ
- 公開範囲が URL 限定になっているか確認→「ライブ配信を開始」をタップ
あとは公開したい相手に URL を送ればOK!
全体に公開する時と同じように、限定公開でもゲストを招いたりレターを読んだりできます。
【 YouTube 】音声配信を限定公開する方法
YouTube で音声配信を限定公開する方法も、実際の画面で説明します。
- 音声配信用の動画を作成(※)
- YouTube にアップロード
- 詳細追加のページで限定公開を選択
- 公開
stand.fm と流れはほぼ同じで、配信したい音声動画をアップロードし、限定公開を選択するだけです。
URL を知っている人もしくはあなたが指定した人だけが、閲覧・視聴できるようになります。
注意してほしいのが、限定公開する際は予約投稿ができない点。
予約をすれば必然と全体公開になるので、うっかり間違えてしまった、なんてことがないように気をつけましょう。
(※)音声動画は、動画編集アプリ Inshot で作成できます。
くわしく知りたい方は、YouTubeで音声配信する方法を解説!メリット・デメリットも紹介しますも参考にしてください。
音声配信の限定公開を有効活用するコツ
音声配信の限定公開を有効活用するコツを3つ紹介します。
- 一部のファンだけに有益な情報を伝える
- ライブ配信のアーカイブを記録用に残す
- 限られたメンバーだけでトークする
くわしくお伝えします。
1.一部のファンだけに有益な情報を伝える
一部のリスナーだけに有益な情報を伝えたいとき、限定公開を活用しましょう。
ほかのリスナーとの差別化を図ることで特別扱いされた気持ちになり、ファン心も刺激されるはずです。
例えば、
- いつも良くしてくれるファン
- 頻繁にコメントをくれるリスナー
- メルマガを購読してくれている人
などに向けて配信すると良いでしょう。
濃厚なファンを増やせば、ビジネスにもつなげやすくなります。
ファンを大切にする姿勢は必ず伝わるので、コミュニケーションの一部としてうまく活用してください。
2.ライブ配信のアーカイブを記録用に残す※ stand.fm のみ
ライブ配信のアーカイブを記録として残したいとき、限定公開にすれば自分だけが視聴できる状態にできます。
「残しておきたいけど、人に聴かれるほどの内容でもないな…」なんてときにオススメ。
都合がつかずにライブ配信に間に合わなかったファンの方に、限定的に配信するのもアリです。
ライブ配信で口を滑らせてしまったときに配信を泣く泣く削除してきた方も、今後は活用してみてください!
※ stand.fm のみでの対応となります。
3.限られたメンバーだけでトークする※ stand.fm のみ
仲の良い知人だけで時間を気にせず話したい場合も、限定公開のライブ配信は活用できます。
一時大流行した clubhouse に近い使用感です。
Zoom や LINE のグループトークのように「操作ミスでビデオにダラけた姿が映ってしまった…!」なんてハプニングもないので、容姿に気を払わずリラックスして話せるでしょう。
音声配信でつながった仲間との身内トークにも使えるので、ぜひコミュニケーションツールとしてご活用ください。
※ stand.fm のみの対応となります。
stand.fm・YouTube 以外で限定公開できるのは Voicy のみ
stand.fm や YouTube 以外で限定公開ができるアプリとして、現状( 2021 年 12 月6日)Voicy もあります。
しかし Voicy は配信者になるための厳正な審査があり、すでにある程度の影響力を持っていると判断された人しか配信ができません。
今すぐ音声配信を限定公開したいのなら、stand.fm か YouTube を検討しましょう。
編集作業が手間に感じるのであれば、断然 stand.fm がおすすめです。
時間や労力を消耗することなくスタートできますよ。
Anchor では限定公開ができないの?
僕がオススメする音声配信アプリに、Anchor があります。
Anchor はポッドキャスト系の音声配信プラットフォームに配信できるアプリで、stand.fm のようにタップのみで収録・配信ができます。
音声配信アプリとしてはオススメなのですが、残念ながら限定公開はできないんです…。
Anchor 公式サイトでも、以下のように回答しています。
Q.非公開のポッドキャストまたはパスワード保護か可能なポッドキャストを作成することはできますか?
A.現時点では対応していません。
ポッドキャスト系の音声配信では、RSS を通して音声のファイルをネットで公開する仕組みを採用しているため、どうしても限定公開が難しいのです。
もし Anchor が気に入っているのであれば、限定公開をしたい配信のときだけ stand.fm を活用する手もありますね。
具体的なやり方としては、
- stand.fm で限定公開の配信を収録
- Anchor で「こんな配信を作りました、気になる方はメルマガで…」と番組を宣伝
- 気になるリスナーがアクションを起こす
といった感じです。
Anchor と stand.fm のダブル使いで、臨機応変に対応してみましょう。
まとめ
音声配信で限定公開するアプリは、stand.fm と YouTube 、Voicy です。
僕がオススメしている Anchor は対応していないので、複数のアプリを臨機応変に使い分けるなど工夫してみましょう。
音声配信の限定公開は、有効活用すればビジネスにもつなげやすくなります。
ファンの心を動かしたりコミュニケーションツールにしたりと、うまく利用してみてください。
ともに音声配信を楽しみましょう!
Thank you for reading. You made my day!