「音声配信のユーザー数ってどのくらいなんだろう」
「市場規模が拡大しているのは本当?」
「ユーザー数が一番多いアプリを知りたい!」
音声配信が注目を集めていますが、実際どのくらいのユーザー数なのか気になっていませんか?
この記事ではポッドキャスターの僕が、
- 音声配信のユーザー数
- ユーザー数が増える理由
- 市場規模との関係
- おすすめのアプリ
についてくわしく解説します。
音声配信が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
1年で音声配信 400 回以上、1万再生超えのノマドマーケター鳥山が、リサーチ好きシンママライターさんと共にお届けします。
Contents
音声配信のユーザー数は 1000 万人超
音声配信の国内ユーザー数は、少なく見積もっても 1000 万人を越えています。
Podcast だけでも 1123 万人を越えていると推測される(※1)からです。
YouTube の国内ユーザー数は 6500 万人以上(※2)。
比較するとまだまだ少ないですが、音声配信は今伸び盛りです。
今後の成長に期待できます。
参考リンク
▶【結論】音声配信は確実に伸びる!マーケターが理由を徹底解説
参照:
(※1)otonal・朝日新聞「ポッドキャスト国内利用実態調査2020」
(※2)Think with Google
主要な音声配信アプリ5つのユーザー数をチェック
人気の音声配信アプリ5つについて、ユーザー数を調べました。
- Podcast
- stand.fm
- Spoon
- Voicy
- Radiotalk
気になるアプリは、ぜひチェックしてみてください。
1. Podcast
世界各国で人気を伸ばす Podcast 。
国内ポッドキャストユーザーは 1123 万 7000 人と推測(※)されています。
実は、現在の日本では未だ収益化の仕組みは整っていません。
しかしアメリカでは YouTube 同様、広告収入が主流化しています。
今後日本も音声広告が普及し、収益化しやすくなるでしょう。
Podcast については、後ほどおすすめのポイントをくわしく紹介します。
※otonal・朝日新聞「ポッドキャスト国内利用実態調査2020」
2. stand.fm
stand.fm は日本で生まれた音声配信プラットフォームです。
2020 年 10 月の時点で月間ユーザー数は 100 万を超えている(※)とのこと。
stand.fm はサポート体制が手厚く、使いやすいと人気を集めています。
はじめての配信でもリスナーがついてくれるので、初心者もチャレンジしやすいです。
また収益化の仕組みも整いはじめており、
- 再生時間に応じた報酬( SPP )
- メンバーンシップ機能
- コンテンツ販売(準備中)
- 広告による収益(準備中)
が用意されています。
いずれは YouTube のように再生回数によって広告収入が得られるようです。
参考リンク
▶stand.fm で音声配信する7つのメリット!気軽に始めるなら断然おすすめ
※https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000056192.html
3. Spoon
Spoon は韓国で生まれた音声配信プラットフォームです。
全世界で 2700 万人のユーザー数がいると公表(※)されていますが、残念ながら国内数はわかりませんでした。
ユーザー層が 10 ~ 20 代と若いのが特徴で、夜間に賑わいをみせています。
とくにライブ配信による投げ銭が熱く、1日で6万円以上の収益をあげている配信者もいました。
参考リンク
▶Spoonは「稼ぐ」を応援する音声配信アプリ!やり方を徹底解説
※引用元:シードプレイナリー株式会社 編集部(2021年)「音声配信ビジネスのいま 2021vol.1 Spring」シードプレイナリー株式会社 Kindle の位置 No81/191
4. Voicy
Voicy も日本で生まれた音声配信プラットフォームです。
毎月 100 万人以上のユーザー数が増えている(※)と公表されています。
Voicy は配信するために審査を通過する必要があり、Podcast や stand.fm のように誰でもできるわけではありません。
そのため、質の高い配信が聴けるとリスナーから人気を集めています。
配信者になれれば、企業のスポンサーがついたりファンクラブを作れたりと、収益を上げやすい点は Voicy の大きなメリットでしょう。
※引用元:シードプレイナリー株式会社 編集部(2021年)「音声配信ビジネスのいま 2021vol.1 Spring」シードプレイナリー株式会社 Kindle の位置 No122/191
5. Radiotalk
Radiotalk は Podcast 系の音声配信アプリです。
ユーザー数は公表されていませんが、年々増えているとのこと。
ユーザーの年齢層は 20 ~ 50 代と幅広く、アプリの操作性が充実している点が高ポイント。
バラエティ豊かな編集項目や話題の提供など、配信を楽しめる工夫が随所にあります。
参考リンク
▶Radiotalkは「トークで稼ぐ」を叶える音声配信アプリ!メリット・デメリットを紹介
音声配信がユーザー数を伸ばし続ける理由
音声配信がユーザー数を伸ばしている理由は3つあります。
- 市場規模が拡大しているから
- ながら聴きのニーズが上昇したから
- デバイスが進化したから
順に説明します。
1.市場規模が拡大しているから
音声による広告がリスナーから受け入れられやすいことが影響し、企業や著名人が次々参入しています。
結果としてユーザー数が増え、市場規模も拡大します。
市場規模が拡大すれば企業の収益も増え、配信者の報酬も上がります。
音声配信で稼げるようになれば、良質な情報が増え、情報を求めるユーザーも増え続ける…
と正のサイクルが生まれているのです。
参考リンク
▶音声配信の市場規模を大解剖!成長する理由を解説します
2.ながら聴きのニーズが上昇したから
ながら聴きのニーズが増えているのも理由の一つです。
情報を得るために利用してきた、テレビ・ネット記事・動画では視覚を奪われます。
そのため「視るための時間」を確保する必要がありました。
しかし、音声配信で使うのは聴覚のみ。
視覚が必要なければ…
- 運転中
- 家事しながら
- 散歩などの運動がてら
など、他の作業とのながら聴きが可能になります。
今まで余っていた「聴覚」を有効的に活用できる音声配信が、ながら聴きのニーズにマッチしたのです。
3.デバイスが進化したから
スマートスピーカーやワイヤレスイヤホンなど、デバイスが進化しました。
耳で情報を得る行為をさらに日常へと変えていきます。
スマートスピーカーとは、音声による AI アシストのこと。
ネットの情報や日々の生活のサポートまで対話形式でサポートしてくれます。
サクッと調べ物をしたいときや両手がふさがっているとき、声で聴いて答えが返ってきたら、すごく楽になりますよね。
とくにアメリカでは急速に普及しており、2020 年にはスマートスピーカー所有者が 8770 万人に到達し、成人の 34 %を占める(※)ほど。
まだアメリカほど日本では動きがありませんが、今後普及していくだろうと予測されています。
一方、ワイヤレスイヤホンは無線のイヤホンのことです。
有線の煩わしさがなくなり、スポーツや家事の間も気軽にイヤホンを使えるようになりました。
また、
- 充電ケースから出すだけでスマホと連動して利用できる
- 再度視聴する際、前回聴いていた最後のポイントから再生できる
など、簡単かつ快適に視聴できるようになったのも、人気を集める理由です。
これらデバイスの登場は、音声によって情報を得るという行為を、より身近なものにしました。
結果、音声配信のユーザー数アップにも大きく影響したのです。
参考リンク
▶【結論】音声配信は確実に伸びる!マーケターが理由を徹底解説
※引用元:緒方憲太郎(2021年)「ボイステック革命 GAFAも狙う新市場争奪戦」日本経済新聞出版 Kindle の位置 No270/2136
4.コロナで人とのつながりを求めるようになったから
2020 年以降流行したコロナをきっかけに、人とのつながりを求める人が増えました。
孤独を感じやすい時代の中で選ばれたのが、音声の距離感です。
音声配信は心地よい距離感があります。
近すぎず遠すぎず、離れているのにつながっているような感覚です。
また文字だけでは味わえない人間味も伝わってきますよね。
音声配信は、コロナ禍の寂しさを軽くしてくれたのです。
ユーザー数が増えれば収益化のチャンス!
人が集まれば集まるほどお金は動きます。
広告運用やプラットフォーム毎の売り上げが上がり、市場規模はさらに拡大します。
結果、配信者への報酬も上がっていくでしょう。
つまり、ユーザー数の増加は収益化のチャンスなのです。
収益化を狙うのであれば、プラットフォームのユーザー層をチェックしてください。
例えば、
- 10~20代で小遣い稼ぎするなら Spoon
- 本格的にビジネスに活用するなら質重視の Podcast
- トークで稼ぐならコミュニケーション重視の Radiotalk
など。
まずは配信に慣れることからスタートしたい方は、サポート体制の厚い stand.fm もおすすめです。
おすすめの音声配信アプリは同時配信できるAnchor
僕がおすすめするアプリは Anchor です。
一度に9つのプラットフォームへ配信でき、収録・編集・配信がスマホだけで完結します。
聞き手が多ければ多いほど、視聴される可能性もUP。
実際、僕は配信を通して仕事を受注した経験があります。
ユーザー数が増え続ける音声配信は参入する価値あり!
音声配信の国内ユーザー数は 1000 万人以上です。
YouTube と比べると6分の1程度ですが、今後も数は増えていくだろうと予測できます。
ユーザー数が増え続ければ、さらに市場規模が拡大し、収益も得やすくなるでしょう。
成長段階の今から参入しておけば、音声配信ビジネスの波にのれるかもしれません。
ともに音声配信で躍進しましょう!
Thank you for reading. You made my day!