「音声配信で YouTube みたいな効果音をつけれるのかな?」
「効果音の付け方がよくわからない…」
「無料の音源が欲しい!」
音声配信でも YouTube のように効果音をつけたい!
でも、ネットで検索しても具体的な方法が見つからず、悩んでしまいますよね。
結論から言うと、音声配信でも効果音をつけられます。
そして専用の機械や追加費用なしでも、音声配信アプリ「 Anchor 」を使えば、とても簡単に作業できます!
この記事ではポッドキャスターの筆者が、
- Anchor で効果音をつける方法
- stand.fm で効果音付きの音声を配信する方法
- おすすめの無料アプリ「ポン出しくん」
- 効果音を付ける注意点
について分かりやすく解説します。
効果音を利用して自分の番組を伸ばしたい方は、ぜひ参考にしてください。
1年で音声配信 400 回以上、1万再生超えのノマドマーケター鳥山が、リサーチ好きシンママライターさんと共にお届けします。
Contents
結論: Anchor なら超簡単に効果音をつけられる
Anchor であればとても簡単に効果音をつけることができます。
音声配信初心者や機械に疎い知人もサクサクできたほど簡単です。
通常、効果音をつける際はオーディオインターフェースなどの専用機器を使って外部音源を取り込む必要があります。
実際にネットで「音声配信の効果音の付け方」を検索したとき、専用機器やソフトを使うものが多くあがってきたはずです。
「お金もかかりそうだし大変そうだから諦めようか…」なんて思わないでください。
Anchor であれば難しい作業は一切必要ありません。
タップだけで効果音をつけられます。
Anchor で効果音をつける4ステップ
Anchor で効果音をつける方法を紹介します。
以下の4つのステップを踏んで進めます。
- いつもどおり収録→保存
- 効果音を入れたいポイントでスピリット(分割)
- 効果音の挿入
- 公開
文字だけだとよく分からないので、実際の画面で確認していきましょう。
※今回は iPhone での作業を画像付きで解説しています。
PC でも流れは同じなので、参考にしてください。
1.いつもどおり収録→保存
まずはいつもどおり収録しましょう。
ツールから録音をタップ。
録音できたら公開せずに保存しておいてください。
2.効果音を入れたいポイントでスピリット(分割)
効果音を入れたいポイントに合わせ、録音した音声をスピリット(分割)していきます。
まず録音した音声の右側にある「●●●」をタップ→「オーディオを編集する」タップ。
効果音を入れたいポイントでスプリット(分割)しましょう。
右上の「▶保存」をタップして保存します。
下の画像のように録音した音声が分割されているはずです。
3.効果音の挿入
分割した音声の間に効果音を挿入していきましょう。
ツール→サウンド→入れたい効果音の「+」をタップすると追加されます。
※Anchor で用意されている音源以外の効果音を入れる方法は後ほど紹介します。
一番下に効果音が追加されているので、分割した音源の間に移動させます。
効果音を長押しすると、ドラッグアンドドロップで入れたいところへ動かせるようになります。
確認は左上の「エピソードのプレビュー」で可能です。
OK なら丈夫に表示されている「保存」をタップしましょう。
4.公開
下書き保存されている状態なので、公開するときは「公開」をタップしましょう。
とても簡単でしたね!
PC でも同様の作業で効果音をつけられます。
編集がめんどくさい方向け!
効果音を鳴らしながら収録する方法
「今使っている音声配信アプリ以外使いたくない」
「Anchor で編集するのすらめんどくさい」
そんなあなたには、効果音を別機材で流す方法をおすすめします。
例えば、パソコンで音声を録音するのであれば、スマホで効果音を鳴らすのです。
実際に話しながら効果音を入れられるため、タイミングもズレにくくなります。
また効果音に合わせて声のトーンを変えることもできます。
ほかにも、
- スマホで録音、パソコンで効果音を鳴らす
- 別売りマイクで録音、パソコンで効果音を慣らす
などの方法でも可能です。
※効果音は効果音ラボ「ポン出し」なら無料で利用できます。
別機材で効果音を出すとアプリで編集した場合と比べて効果音の音質は落ちてしまいます。
しかし編集の手間を省けること、効果音を自然な流れで挿入できることは大きなメリットです。
ただ、まだ収録に慣れていない方にはハードルが高いかもしれません。
収録中は台本を見たり話すことを考えたりしますよね。
そのうえ効果音まで意識しなくてはいけないとなると、慌ててしまってうまく話せない可能性もあります。
よって別機材を使って効果音を出す方法は、収録に慣れてきてから試してみるとよいでしょう。
効果音でフリー音源を利用する方法
「Anchor にもともと入っている音源では物足りない!」
そんなときは、外部の音源をインポートしていきましょう。
フリー素材を使えば、追加費用なしでお気に入りの効果音を使えます。
今回は人気の効果音アプリ「ポン出しくん」からダウンロードした音源を利用します。
ダウンロードから Anchor へのインポートまでの方法は以下の通りです。
- 効果音ラボへアクセス
- 気になる効果音をクリックして視聴
- 「 DL 」クリックでダウンロード
- Anchor にアクセス
- ツール→サウンド→右上の「インポート」クリック
- ダウンロードした効果音をクリック
- インポート完了
作業は PC でもスマホでも変わりません。
ポン出しくんの効果音は 2000 種類以上もあり、人気 YouTuber が利用しているものもたくさんあります。
フリー素材を使用する際、注意点が1つ。
「フリー」と書かれている場合であっても、利用規約を必ず確認しましょう。
- 用途が限られている
- クレジット表記必須
- 商用利用不可
などの場合があります。
例えば「ポン出しくん」の利用規約は以下となっています。
出典:効果音ラボ
判断が付かない場合、サイトの運営元に問い合わせることをおすすめします。
効果音の盛り込み過ぎに注意!
音声配信の視聴率アップは話し方も大切
「簡単だし音声だけじゃ物足らないから、効果音をたくさん入れよう!」なんて考えていませんか?
配信にメリハリをつけるのに活用できる効果音ですが、つけすぎると「うるさい」と思われてしまいます。
約 10 分の配信に対し、効果音は2~3個程度にしておくと良いでしょう。
大切な部分や強調したい部分を厳選して挿入することをおすすめします。
また話し方を意識することも大切です。
効果音がなくともリスナーに聴かれる番組を目指せます。
話し方のコツは次の7つです。
- 声のトーン・大きさを調整する
- 第一声は番組の印象に合わせる
- 堂々と話す
- 感情をのせる
- 話す速度にメリハリをつける
- 専門用語はできる限り避ける
- クセやフィラーに気をつける
聞き手に心地よく聴いてもらえること、分かりやすい言葉をチョイスすることが大切です。
参考リンク
▶音声配信の話し方、意識すべき3つの理由と7つのコツ
Anchorで収録すればstand.fmへのアップも可能
「自分は stand.fm が好きだから Anchor はちょっと…」と思っているあなた。
実は Anchor で収録した音源はダウンロードが可能です。
その音源をアップロードすれば、stand.fm へも配信できます。
実際、筆者もポッドキャスター仲間も、Anchor で収録後に stand.fm へアップロードして音声配信を行っています。
現段階では stand.fm は効果音をつけられず、収録した音のダウンロードもできません。
効果音をつけたいときの収録・編集アプリとして Anchor を利用するのもひとつの手です。
音声配信の効果音をつけたいなら Anchor がおすすめ
YouTube では当たり前のように活用される効果音。
音声配信でも入れたいけれど、ネットを見ると専用の機械やソフトがいるようでしり込みしてしまいますよね。
しかし Anchor であればタップやクリックのみで効果音をつけられます。
ダウンロードして再アップロードすれば、stand.fm など他の音声配信アプリにも配信できます。
ただし、効果音が耳障りにならないよう使う頻度は気をつけましょう。
1配信に2~3個を目安に取り入れることをおすすめします。