【結論】音声配信は確実に伸びる!マーケターが理由を徹底解説

「最近よく耳にする音声配信が気になる」
「音声配信は本当にこれから伸びるの?」
「始めるべき理由が知りたい」

ちきりんさんやイケハヤさんなどインフルエンサーが次々に始めている音声配信。
注目されているみたいだけど、本当に伸びるのかが気になり、始めようか迷う方もいるのではないでしょうか。

結論、音声配信は確実に伸びます。
今から始めて続けていけば、あなたも先発者として成功するかもしれません。

この記事では、マーケターの僕が

  • 音声配信が伸びる理由
  • 始め方
  • おすすめのアプリ

を紹介します。
音声配信の魅力を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

1年で音声配信 400 回以上、1万再生超えのノマドマーケター鳥山が、リサーチ好きシンママライターさんと共にお届けします。

音声配信がこれから伸びる6つの理由

日本でも徐々に広がっている音声配信。
これから伸びると断言できる理由は次の6つです。

  1. 市場規模の拡大
  2. 音声広告費の増加
  3. スマートスピーカーの普及
  4. インターフェースの変化
  5. ながら聴きの需要向上
  6. 良質なコンテンツの増加

順番に解説します。

1.市場規模の拡大

大手の IT 企業がこぞって投資している音声市場の規模は、急速に拡大しています。

音声配信プラットフォーム voicy の運営会社社長、緒方憲太郎氏の著書の一部を抜粋します。

アメリカのポッドキャスト市場は急速に増加しており、今やアメリカの 12 歳以上の人口の 37 %がポッドキャストを聴いているとの試算もある。

ポッドキャストは音声配信のプラットフォームです。
先進国のアメリカでは約4割の人が音声配信を利用した経験があると答えています。

常に先進国を追いかける形で市場が動く日本も、アメリカのように音声市場がどんどん拡大していくと予測できます。

2.音声広告費の増加

音声市場の拡大にともない、広告費も増加しています。
デジタルインファクトによると、2019 年には7億円だった音声広告費が、2021 年では 50 億円と約7倍にまで増えています

出典:https://qeee.jp/magazine/articles/13651

4年後の 2025 年には、8倍の 420 億円まで増えると予測。
420 億円と言えば、子どもの頃に慣れ親しんだガチャガチャの市場規模に並ぶ大きさです。

右肩上がりで増える音声広告費からも、音声配信の伸びる理由がよくわかります。

3.スマートスピーカーの普及

近年とくに音声配信が伸びている背景に、スマートスピーカーの普及が大きく影響しています。

まずは緒方氏の著書「ボイステック革命」に記載されている、スマートスピーカーの普及率の推移をご覧ください。

出典:ボイステック革命

2019 年で 7.6 %だった普及率は 2021 年には2倍の 14 %4年後の 2025 年には 39 %まで伸びると予測されています。

スマートスピーカーは音声による AI アシストのことです。
ネットを介した情報や普段の生活のサポートまで対話形式でアシストしてくれます。

スマートスピーカーが普及し続ければ、これまでスマホやタブレットを指で操作していたことが音声だけで解決するようになります。
音声で情報を得るという行為が当たり前になってきているのです。

4.インターフェースの変化

音声配信が伸びているのは、インターフェースの変化も影響しています。

インターフェースとは人と情報の接点のことです。
テレビやパソコンで"視て"得ていた情報を、スマートスピーカーやワイヤレスイヤホンで"聴いて"得るようになっています。

人間は「楽に情報を得たい」という欲求があります。

世の中は、情報を得るために起こる「生活の犠牲度」が減少する方向に動いている。人は、できるだけ楽に情報を得て、生活を豊かにしたいと願う。インターフェースは、こうした人間の「楽に情報を得たい」という欲求に合わせて、急速に進化してきたのだ。

voicy の緒方氏の著書「ボイステック革命」から一部を引用しました。
できる限り犠牲を払わずに情報を得るため「視覚」から「聴覚」を利用できるインターフェースへ
代わり始めたのです。

もしかしたら、近い将来スマホでググる機会は、ほとんどなくなるかもしれません。

5.ながら聴きの需要向上

ながら聴きの需要が上がった点も音声配信が伸びる理由のひとつです。
コロナ禍により在宅で過ごす時が増加し、空いた時間を有効活用しようと考える方が増えました。

音声学習はこの隙間時間の活用に最適です。
ボイステック革命でも「耳」を使えば「目」の3倍以上の時間を有効活用できるとしています。

出典:ボイステック革命

結果、音声配信の利用者数が増加。
実際、コロナ禍で音声配信アプリ voicy のチャンネル再生数が増えたと、社長の緒方氏も著書で公開しています。

出典:ボイステック革命

ながら聴きの需要が高まっていることがよく分かりますね。

音声学習について気になる方は、こちらの記事をご覧ください。

6.良質なコンテンツが増加

音声配信は良質なコンテンツがどんどん増加しています。
これまで Twitter やブログなどで情報を提供してきた専門家やインフルエンサーが参入したためです。

知識に長けた専門家や自身の経験から独自のアドバイスをするインフルエンサーから、質の高い情報を得られるのです。

ながら聴きできるうえに有益な情報が得られるとくれば、インプットの場として音声配信を選ぶのも頷けます。

音声配信を始めるなら今!

音声配信を始めるなら『今』です。

音声配信はまさに今伸びているところ。まだライバルが少ないうちから始めれば、あとから参加してくる人たちと大きく差をつけられるでしょう。

今では大人気 YouTuber のヒカキンさんも「動画なんて」と言われる時代から種まきをしてきて継続したからこそ、成功をおさめたのです。

音声配信についてもっと詳しく知りたい方は、徹底的に解説したこちらの記事もご覧ください。

音声配信おすすめ2選

「音声配信を始めるぞ」と心に決めたあなたへ、おすすめのアプリを2つ紹介します。

  1. Anchor
  2. stand.fm

おすすめの理由と特徴を確認していきましょう。

1.Anchor

Anchor は Podcast 専用のプラットフォームです。
Podcast は全世界で利用されている音声配信で、アメリカでは 2020 年の時点で 12 歳以上の 55 %で視聴経験がある(※)とわかっています。

Podcast だと収録した音声を一旦サーバーにアップするなどひと手間が必要になる収録・配信も、Anchor を使えばタップするだけで OK 。
配信すれば複数のプラットフォームに同時配信されるため、より多くのリスナーに聴いて欲しい場合もおすすめです。

Podcast 系で収益を得る方法は、次の2

つがあります。

  • 配信自体をコンテンツとして販売
  • アフィリエイト

自分の配信自体を有料とするか、商品を紹介してアフィリエイト料をもらう方法です。
ただ音声配信が浸透しているアメリカでも、収益を得ているのは配信者の1%と言われているので、狭き門であることは忘れないでください。

※緒方憲太郎著「ボイステック革命」参照

2.stand.fm

stand.fm は 2020 年4月1日にリリースされたばかりの音声配信アプリです。
日本で人気があり、2020 年 11 月の時点で月間配信数は約 15 万本まで増えました。

筆者も利用していますが、操作がとても簡単でスタイリッシュなので、身構えず気楽に音声配信を始められます。
まったくの未経験かつはじめての配信でも、数人のリスナーさんが聴いてくれるなど初心者にやさしい印象でした。

また stand.fm は収益化の仕組みも整いだしています。

  • コンテンツとして販売
  • アフィリエイト
  • SPP

とくに SPP( stand.fm パートナープログラム)では、再生数に応じて報酬を得られるようになりました。ただし 1000 人以上のフォロワーが必要である審査を通過するのが前提なので、Podcast 同様一筋縄ではいきません。

「まずは音声配信に慣れるところからスタートしたい」
「いつか再生数に合わせて報酬を得るようにしたい」

という方は stand.fm がおすすめです。

「stand.fmで音声配信をしてみたい!」という方はこちらの記事もご覧ください。

まとめ

音声配信がこれから伸びる理由を解説しました。

音声市場は世界で広がりをみせており、広告費も年々増加しています。
さらにワイヤレスイヤホンやスマートスピーカーの普及により、耳をより活用した生活が日常になる時代がやってきます

楽に情報を得られる「ながら聴き」によって良質な知識をインプットするできる音声配信。
リスナーは今後も増えていくでしょう。

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