「音声配信を始める方法が知りたい」
「収益化の仕組みがいまいち分からないな…」
「どうやったらフォロワーを増やせるんだろう」
音声配信を始めてみたいものの、方法がよく分からないと困ってしまいますよね。
初心者の方でも分かりやすいよう、ポッドキャスターの筆者が
- 音声配信の始め方
- 収益を得る方法
- フォロワーを増やす方法
について徹底的に解説します!
即実践できる内容ばかりを詰め込みました。
これから音声配信を始めたい方も伸び悩んでいる方も、ぜひ参考にしてください。
1年で音声配信 400 回以上、1万再生超えのノマドマーケター鳥山が、リサーチ好きシンママライターさんと共にお届けします。
Contents
音声配信とは音声による情報配信サービスのこと
音声配信とは音声によって情報を届ける配信サービスのこと。
簡単に言うと、 YouTube の音声だけバージョンのようなものです。
YouTube との大きな違いは「ながら聴きができる」点です。
YouTube は目と耳の両方を使う必要がありますが、音声配信で必要なのは耳のみ。
聞くだけで良いので、家事をしながら・運動をしながら・通勤しながら利用できます。
また始める際に必要な初期費用が少ない点も大きなポイント。
音声配信に必要な機材はマイクくらい。
こだわらない限り、1万円以内で十分に高音質な収録が可能です。
YouTube のようにさまざまな機材が必要なく、気軽に始められます。
ながら聴きで気になる情報が得られること、始めるために費用がかからず配信者の負担が少ないことが、音声配信の魅力です。
音声配信を始める方法4ステップ
音声配信を始める方法を解説します。
以下の4ステップで進めていきましょう。
- プラットフォームを決める
- 配信内容を決める
- 台本を用意する
- 収録・編集・配信
順にくわしく説明します。
1.プラットフォームを決める
まずは配信先のプラットフォームを決めましょう。
音声配信には、ポッドキャスト系と独立配信系の2種類のプラットフォームがあります。
以下の表にそれぞれの特徴をまとめたので、ご覧ください。
プラットフォーム名 | 特徴 | |
ポッドキャスト系 |
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独立配信系 |
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|
ポッドキャスト系は複数のプラットフォームで同時配信できる点がポイントです。
特に最大9チャンネルに配信できる Anchor は「自分の配信をできるだけ多くのリスナーに届けたい」という方におすすめです。
一方の独立配信系は初心者でもサクサク作業できる点がポイント。
筆者もいろいろ試しましたが、なかでも stand.fm は使いやすいです。
stand.fm は編集が簡単ですし、はじめて番組を配信したときでも複数のリスナーがつくなど初心者のサポート体制も整っています。
どれにしようか迷ってしまうときは、stand.fm から始めると良いでしょう。
いろいろ使ってみて自分に合いそうなプラットフォームを選ぶのもおすすめです。
参考リンク
▶サクッと音声配信するならstand.fm!メリットや収益化の方法を解説
2.配信内容を決める
つづいて配信する内容を決めます。
配信内容は自分が毎日話せる内容にしましょう。
例えば、
- 専門とすること
- 興味のあること
- 勉強していること
- 日常のこと
など、自分が無理なく日々話せる内容がおすすめです。
3.台本を用意する
配信内容が決まったら、つまずかずに話せるよう台本を用意します。
台本をつくるときは、
- 配信の目的を考える
- 構成を組む
- 要点を書き出す
- 時間配分を決める
を上から順番に考えていくようにしましょう。
参考リンク
▶【保存版】音声配信の台本作り方4ステップ!上手く話せるコツも徹底解説
4.収録・編集・配信する
台本まで用意できたら、収録・編集・配信まで行っていきます。
音声配信では収録を重視したいので、録るときの環境は整えるようにしましょう。
例えば、
- 生活音を立てないようにする
- 電化製品の音に配慮する
- マイクを用意する
など、周囲の音や話し声を工夫するのです。
収録環境を整えて台本を参考に話すことができれば、編集作業は BGM を決めるだけで済みます。
編集まで終われば、あとは「配信する」をタップするだけです!
参考リンク
▶【初心者向け】音声配信の編集方法やコツを解説!おすすめアプリ2選
音声配信で収益を得る方法3選
せっかく始めるなら、ゆくゆくは収益化したいですよね。
現状では残念ながら、音声配信の収益化は整っているとは言えません。
ただ今から種まきをしておけば、収益化の仕組みが整ったときに先発者として成功する糧になります。
今回紹介する方法は3つです。
- 配信をコンテンツとして販売
- アフィリエイトを活用
- SPP として活動( stand.fm 用)
番外編)自分の商品を案内
順にくわしく説明します。
1.配信をコンテンツとして販売
配信自体を有料コンテンツとして販売して収益を得る方法です。
番組自体を月額有料制にする、もしくは配信の中でもっとも大切な部分だけ課金しないと聴けないようにし、情報を売ります。
思わずリスナーがたく飛びつきたくなるような有料級の超極秘情報なら、すぐに買ってくれるかもしれません。
しかし、始めたばかりで有料コンテンツを配信しても「本当に信頼できるのかな?」と怪しまれてしまうでしょう。
自分の番組を有料コンテンツにするなら、まずは信頼関係を築くことからスタートすべきです。
2.アフィリエイトを活用
音声配信でもアフィリエイトによる収益を得られます。
配信中におすすめの商品を紹介し、番組ページにアフィリエイトリンクを貼っておくだけ。
リスナーがリンクから商品を購入すれば、収益が発生します。
比較的初期の段階でも収益が発生しやすい方法ですが、やはりあなたのファンを作ることが先決です。
「○○さんがすすめるなら間違いないだろう」となれば、効率良く収益を得られるようになります。
3. SPP として活動( stand.fm 用)
stand.fm に限った話になりますが、SPP として再生回数に応じて収入を得る方法もあります。
SPP とは、配信を継続できるよう配信者の収益化を支援するプログラムのことです。
stand.fm の審査に通ると SPP として活動でき、再生回数にともなって報酬が発生します。
いずれは配信中に広告が入るなど、YouTuber と同じような収益体制が整うようです。
参考リンク
▶サクッと音声配信するならstand.fm!メリットや収益化の方法を解説
いずれにせよ、収益を得たいのであれば、まずは番組のファンを作ることが大切です。
番外編)自分の商品を案内
もしあなたが商品やサービスを提供していれば、
自分の商品を案内するのが、もっとも収益性が高いです。
なぜならリスナーさんはあなたの情報だから受け取り、
"あなたから" よりよい選択肢を得たいと思っているからです。
あなた自身がリスナーさんのためになるものを提供できるなら、
それを案内するのがお互いにとってもっともよいです。
音声配信でファンを増やす3つの方法
「配信に慣れてきた」
「音声配信で収益を得られるようになりたい」
という方は、ファンづくりに取り組んでみましょう。
ファンを増やす方法は3つです。
- 共感できる配信を意識する
- 役立つ情報を配信する
- 「憧れの対象」になる
3つのうち1つでもできれば、ファンは増えていくはずです。
くわしく説明します。
1.共感できる配信を意識する
1つ目は、リスナーが共感する配信を心がけること。
人の心は感情で動きます。
正論ばかりでガチガチの配信ではリスナーの心を動かせません。
例えば、職場での一コマ。
小さなミスでも大袈裟に注意する上司に対し恐怖感を覚え、ますます報告しづらくなって沼にはまっている自分のことを配信する。
すると同じような状況のリスナーは「分かる!」と共感し、あなたに親近感を抱きます。
あなたの経験や考えを配信内容に取り入れ、リスナーに「あ~それ分かるなぁ」と共感してもらいましょう。
2.役立つ情報を配信する
2つ目は役立つ情報の発信に努めること。
音声配信を利用する方は、知識を得ようとしているケースが多いからです。
他の作業と「ながら聴き」しているとはいえ、何の役にも立たない情報を配信していては、ファンになってもらうことは難しいでしょう。
例えば、
- 仕事で落ち込んだときのメンタル回復方法
- 散らかりやすい子ども部屋の片付け方
なども役立つ情報になります。
自分の経験から自信をもっておすすめできる情報を配信してみましょう。
3.「憧れの対象」になる
最後に紹介するのが、リスナーの「憧れの対象」になる方法です。
「この人みたいに生きてみたい」
「こんな風に働いてみたい」
と思われるようになれば、リスナーはあなたの虜になります。
筆者の場合で考えると、住む場所を決めず暮らしたい場所で暮らす生活への憧れ。
または働きたい人と働くというビジネススタイルも憧れの対象になるでしょう。
あなた自身の経験・考え・生き方によってファンは作れます。
音声配信を始める方法はたった4ステップ
まずは配信してみよう!
音声配信を始めるのであれば、特別な機材や知識は必要ありません。
たったの4ステップを踏むだけでOK!
気軽に配信をはじめてみましょう。
音声配信に慣れてくると浮かんでくるのが番組の収益化。
まだ収益を得る仕組みは整ってはいませんが、いずれは YouTube のように広告で収益を得られるようになると予測されます。
今のうちから音声配信の種まきを始めませんか?
ファンづくりや収益は慣れてからでも遅くありません。
まずは第一歩!
一緒に音声配信を楽しみましょう!