
「音声配信って何話すのがいいの?」
「ラジオのトークネタがない」
「ポッドキャストで聞いてもらえる内容は?」
という方へ、現在も話しネタストックが 116 個あり、250 回以上の配信と4番組の運営経験がある人見知りポッドキャスター鳥山が、
- おすすめネタ7選
- 上手く話すコツ5つ
- 継続するポイント5つ
についてお伝えします。
目次
音声配信で何話す?
ポッドキャスターおすすめのネタ7選
迷ったらこれ話せ!「おすすめのネタ7選」
ザッとお伝えします。
- 日常ネタ
- 得意分野
- 専門知識
- インプットした情報
- 頑張っていること
- 失敗談
- 季節や天気に合わせた話
あなたに合うものを選んで、話してみてください。
順に解説します。
1年で音声配信 400 回以上、1万再生超えのノマドマーケター鳥山が、リサーチ好きシンママライターさんと共にお届けします。
1.日常ネタ
日常はすべてネタになります。
もちろん、あなたのメインテーマにもよりますが、視点次第ですべてがネタにできるのです。
たとえば最近突如、僕の奥さんが縄文時代にハマって YouTube を見まくってます。
我が家は季節ごとに移動する旅生活をしているのですが、その中で居心地がいい場所は、昔縄文人が住んでいた場所、という共通項がありました。
と、日常の出来事が、自分の「旅生活」というアイデンティティを表現するものになったりします。
実際僕に興味を持ってくださる方は、その生活スタイルを魅力に感じて下さる方も多いです。
何気なく過ごしている日常も、意識してみるとネタの宝庫です。
2.得意分野
誰かがあなたの音声配信を聞くのは、あなたが「あることについて自分より詳しい・情熱がある」と思われている可能性が高いです。
たとえば僕なら、雇われ教師から、オンライン教育のマーケッターへと独立した経験から、その心構えや本質を発信していて、それを求めて聴いて下さる方が多いです。
あなたの得意はなんですか?
ぜひ、それを発信してみて下さい。
3.専門知識
こちらも得意分野と同じ理由で、リスナーは「自分より詳しい人の話を聴きたい」という欲求があります。
専門で教えていること、あるいは僕の奥さんの「縄文時代」みたいに、まだ専門家ではないけれど、学んだ専門知識を発信してみるのも、興味を持たれる要素です。
4.インプットした情報
得意分野や、専門知識とまではいかないけれど、自分が学んでいること、見聞きした情報について話す、というのもありです。
自分のためにもなりますし、自分が勉強になったことが同じようにためになる人はいるでしょう。
僕が運営してる番組の一つは、話題のツイートについて考えを述べ合う、というもの。
普段インプットとしている情報に自分の解釈を乗せて発信するのは、ネタ切れになりにくくオススメです。
5.頑張っていること
2、3、4はどちらかというと「教える」という印象が強いです。
一方で「頑張っていることを発信する」と、応援も込めて視聴されやすいです。
僕も現在
- 自分が組み立てているマーケティングスクールのこと
- クライアントさんのマーケティング施策を頑張っていること
などを話します。
この視点で配信すると、学んで下さる方もいると同時に、価値観に共感する方から聴いてもらえたり、仲間ができたりするので、とてもオススメです。
6.失敗談
基本的に僕らは失敗したくないので、やってしまいそうなミスは事前に聞いておきたいですよね。
みんな見せたがらない失敗談を話すのは、すごく価値が高いです。
ちなみに僕はポッドキャスト配信で「今日はいい放送できた」と思って収録を止めようと思ったら、録れていなくて、録り直したことが2〜3度あります。
あなたはしっかり録音が開始できているか、確認を忘れずに。
このように「私はこんな失敗しました。あなたは気をつけて下さいね」という失敗談に基づく具体的なアドバイスは、とっても役立つ情報です。
7.季節や天気に合わせた話
日常ネタにも近いですが、リアルタイム性を重視するのであれば、季節のことについて話してみるのもいいでしょう。
僕は全国を移動しながら生活しているので、
「沖縄は3月でもう暑いです」
「青森は9月でもう寒いです」
など、季節に触れた話題を伝えることもあります。
ただ、こちらはあくまでおまけとして、冒頭やアフタートーク的に話すのがオススメです。
以上、オススメのネタ7選でした。
すべて取り入れなくてOKです。
試しながら、自分がしっくりくるネタスタイルを見つけていってください。
話が面白い人に習え!
音声配信で上手く話す5つのコツ
「配信ネタどうしよう…」と悩んでいるあなた。
リスナーを満足させるためには、話し方を意識することも大切です!
そこでリスナーから「聴きやすい」「分かりやすい」と言っていただくことも増えてきた僕が、意識したい5つのコツをお伝えします。
- 声に感情をのせる
- 自分らしい切り口で話す
- 好きな人が目の前にいると想像する
- 自分の番組を客観的に聴いてみる
- 継続して場数を踏む
「話が面白いなぁ」と思う仲間の特徴も参考にしてます。
くわしく見ていきましょう。
1.声に感情をのせる
あなたの感情をリスナーに届けるつもりで、声に感情をのせましょう。
人は感情で動かされます。
淡々と話すロボットの話より、人の熱量がこもった話の方が心に響きますよね。
話が面白い人はリアクションが大きいし、感情を出す人には共感もしやすい。
なので、あなたも声に感情をのせてみてください。
2.自分らしい切り口で話す
話の切り口が人と違うと「なるほどな」と人を引き寄せられます。
同じ情報でも、あなたの視点で話すのが大事なのです。
たとえば僕は IT スクールのマーケティングに関わっているので、プログラミングも学び始めたのですが、まだまださっぱりわかりません。
ただ、それが英語やマーケティングの学びと似ていて、パーツを集め続けることである時ぱっと全体像が見え、一気に世界が開けるんですね(きっと)。
さらに学んでるだけじゃなくて、実践してみないと分からないことが山ほどある。
そうした、なんてことないことでも、自分の経験から話すと面白がってもらえます。
その切り口にこそ、あなたの「人柄」が出て、魅力になります。
最終的には「あなたらしさ」が一番の武器です。
自分の経験から「自分らしい切り口で話す」を実践してみてください。
3.好きな人が目の前にいると想像する
音声配信は「独り言」ではありません。
聴いている相手が必ずいます。
その相手を意識するのは最初は難しいですが、自分が話を届けたい人、すなわち自分と価値観が合う人が目の前にいると想像して話すと、あなたらしい話し方が出てオススメです。
好きな人に話す時、きっとあなたは
- ウキウキしている
- 相手のことを考えて話す
- 声も明るくなる
- 感情ものる
と、いいこと尽くめなはず。
そうなるように、想像して話してみて下さい。
ただし、好きすぎて緊張するような相手は避けましょう。笑
4.自分の番組を客観的に聴いてみる
僕が関わるマーケティングやブランディングにも言えることですが、人に見せるものにおいて「客観的に見る」というのは、やはりとてもとても大切です。
たまに自分の番組を聴いて、リスナー視点でどう思うか考えてみると、いろんな気づきがあります。
- 声が暗いな
- 声が小さい...
- 「えー」が多すぎる
という改善点はもちろん、
- おもしろい
- わかりやすい
- しっかり感情のってる
などうれしい発見もあるでしょう。
僕は自分の放送を5回ほど聴き返すこともあります。
良い点、改善点を見つけて、どんどん話上手になっていってください。
きっと、日常でも、良い変化があります。
5.継続して場数を踏む
良い点、改善点を見つけたら、あとは練習あるのみ。
とにかく練習のつもりで、場数を踏んでください。
よりよくしたいと思って配信を重ねていれば、確実にアドリブもうまくなり、話し方も上手になります。
最後はやはり、継続です!
音声配信は継続できるかがカギ!
初心者は楽しむことを優先しよう
僕も一時期そうでしたが、
「上手く話さなきゃ」
「良いネタを用意しなきゃ…」
と思うと音声配信疲れに陥ってしまいます。
こうなると継続できないので、目標(集客や収益化)を達成するのは難しいです。
初心者の場合は難しいことは考えず、まずは自分が楽しく配信することを優先して下さい。
あなたなら、楽しんで放送してる人と、苦しんで放送している人がいたら、どちらの放送を聴きたいですか?
「楽しさ」は相手に伝わり、伝染します。
楽しんで継続していれば、リスナーとつながり、その結果、集客や収益化につながります。
僕もありがたく、
「ポッドキャストを楽しみにしています」
「楽しくて学べて最高です」
と言って頂くようになりましたが、それは続けたからです。
続けてなかったら、そんな出会いはありませんでした。
その続けられた理由はというと、「楽しむ」ようにしていたことです。
音声配信を楽しく継続する5つのポイント
「どうやったら楽しく継続できるの?」という声にお答えして、僕や仲間の音声配信者が実践しているポイントを5つ紹介します。
- 話題が尽きないようにする
- 収録場所を変えてみる
- リスナーとコミュニケーションをとる
- コラボ配信もしてみる
- マイクのレベルを上げてみる
順に説明します。
楽しむポイント1.ネタが尽きないようにする
僕はストックが現時点で 116 個あります。
「これ話したいなー」というネタが尽きなければ、自然と配信したくなるものです。
そのネタを尽かせないために、先に紹介している「おすすめネタ7選」を参考にしてみてください。
楽しむポイント2.収録場所を変えてみる
収録場所を変えると、気分も変わって、勝手にテンションが上がります。
収録先で起こった出来事を番組に結びつけるもよし、まわりの音をわざと入れて臨場感を出すのもよし。
たとえば僕は旅生活をしているので、
- 森の中で
- 湖のそばで
- 線路のそばで
- 雨の中散歩しながら
いろんなシチュエーションで収録します。
もちろんあなたのテーマにも寄りますが、そんな情景を話してみるのも、リスナーが親近感や臨場感を感じられて楽しんでもらえます。
楽しむポイント3.リスナーとコミュニケーションをとる
リスナーとコミュニケーションを取るのも楽しむこともポイントのひとつです。
特に独自配信系の音声配信アプリを利用している方にオススメです。
なぜなら、
- 親しみが生まれる
- 信頼関係がつくれる
- リスナーの求めてることがわかる
といいこと尽くめだから。
マーケティングの仕事でも、とにかく「お客さんを知る」というのが重要です。
さらに相手にとって必要なものが届けられれば、どんどん楽しくなります。
もちろん、コミュニケーション自体も楽しいもの。
質問、相談、意見などを集めてみるのも良いですね。
楽しむポイント4.コラボ配信もしてみる
自分一人で配信しているとしたら、コラボ配信も楽しいです。
知り合いやプラットフォームのコミュニケーションで繋がった方々を誘ってみましょう。
「お互いのリスナーに知ってもらう機会ができる」という特典付き。
ある程度放送を重ねてきていれば、コラボ相手にもメリットがあります。
ぜひ気軽に声をかけて、やってみて下さい。
楽しむポイント5.マイクの質を上げてみる
音声配信に限りませんが、使う道具の質を上げると、やはりウキウキしますね。
僕はポッドキャストで使っているマイクで zoom 会議も行うのですが、先日、僕のコピーライティングの師匠とのグループミーティングに参加した時も、「お前だけすげぇ音質いいな」と言われました。笑
自分で聴き返す時のためにも、もちろん相手のためにも、マイクの質を上げると、ラジオ配信者としての凄みも増してモチベーションが上がり、配信が楽しくなります。
参考リンク
▶音声配信は思いっきり楽しめ!継続する6つのコツをポッドキャスターが解説
まとめ
話ネタ7選、上手く話すコツ5つ、継続のポイント5つ、お伝えしました。
もっとも伝えたいのは「とにかく楽しんでください!」ということ。
人生の時間は限られてます。
せっかく新しいことに挑戦し続けるのであれば、その過程を楽しみながら、目的地に向かってもらえればなと思います。
- 集客につなげる
- 仕事案件を獲得する
- 社員採用につなげる
- 同じ価値観の仲間とつながる
そうした結果は大事です。
が「その道中の試行錯誤」も楽しみましょう。
もし音声配信で迷ったら、このブログに戻ってきてヒントを見つけ、エナジーチャージしてください。
応援してます。
僕も走り続けます。
Thank you for reading. You made my day!