「音声配信をstand.fmではじめてみようかな」
「stand.fmで配信するメリットやデメリットが知りたい」
「stand.fmって収益化できるの?」
音声配信をstand.fmではじめたいとき、アプリの特徴や使い心地が気になりますよね。
一言であらわすと、stand.fmは「簡単に音声配信ができるアプリ」です。
難しい作業なしで自分の番組を持てるので、初めての方にもおすすめ。
この記事では、
- stand.fmのこと
- メリット・デメリット
- 始め方
- 収益化の方法
について解説します。
スマホ一台あればサクッと音声配信ができるstand.fmが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
1年で音声配信 400 回以上、1万再生超えのノマドマーケター鳥山が、リサーチ好きシンママライターさんと共にお届けします。
Contents
stand.fm とは
stand.fm とは、株式会社 stand.fm が運営する独立配信系の音声配信アプリのこと。
「誰でも気軽に音声配信を楽しめるように」という想いから、2020 年4月1日に設立されました。
stand.fm はリリース後から成長し続けており、PRTIMESの記事によると、2020 年8月~ 11 月で月間配信数が 700 %増と大幅に伸びています。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000056192.html
リリースから1年が経過した現在では、155 万人以上のユーザーが利用していると予測されています(※1)。
代表的な動画配信の YouTube ユーザーは 20 億人なので、ユーザー数で比較すると stand.fm の利用者数はまだまだ少ないです。
ただし平均滞在時間はYouTubeの約2倍というデータがあります。
- stand.fm・・・ 82 分(※2)
- YouTube・・・ 40 分(※3)
stand.fm で配信されている番組は 10 分前後のものが多く、 YouTube と比べて1本の配信時間が長い訳ではありません。
にもかかわらず平均滞在時間が長いのは、リスナーが複数の配信を視聴しているということになります。
stand.fm は YouTube よりも「訪れたユーザーが長く滞在し、たくさんの配信を聴く」配信媒体であると言えます。
参考※1:KAZblog
参考※2:PRTIMES
参考※3:Markezin
stand.fm で音声配信をするメリット
stand.fm を楽しんでいるのはリスナーだけではありません。
配信者としても楽しめます。
実際に stand.fm で音声配信している筆者が考えるメリットは全部で7つです。
- UI がわかりやすく配信が簡単
- 編集が直感的に行える
- アプリ内で収益化の仕組みが整っている
- リスナーとのコミュニケーションがとりやすい
- コラボ配信ができる
- 日々アプリが更新され、より使いやすく進化している
- 治安が良く安心して使える
くわしく解説していきます。
1.UI がわかりやすく配信が簡単
stand.fm は UI が分かりやすいのが最大のメリットです。
UI とは User Interface のことで、ユーザーが利用するときの操作性やサイトの設計などを指します。
stand.fm の操作性はとても簡単で、収録・編集・配信がタップだけで完結できます。
難しい操作は一切ないので、特別な知識や技術がなくても配信可能です。
2.編集が直感的に行える
収録した音声を編集する際、直感的に作業できるのもメリットのひとつです。
例えば自分の音声に BGM をつけたい場合。
好きな曲を選ぶだけでフェードイン/アウトが自動で設定されるので、ボリュームの調整やカットなど編集作業する必要はありません。
3.アプリ内で収益化の仕組みが整っている
stand.fm では音声配信で収益化するための仕組みが整っています。
具体的には、以下の3つです。
- 再生回数に応じた収益
- 月額有料チャンネル
- コンテンツ販売
※収益化についてはのちほど詳しく紹介します。
音声配信で収益を得たいという方におすすめです。
4.リスナーとのコミュニケーションがとりやすい
リスナーとのコミュニケーションがとりやすいのも魅力です。
筆者はライターとしてブログや記事で情報を届けてきましたが、読者がどのように受け止めたかが分からず、やりがいを見失っていた時期もあります。
しかし stand.fm で音声配信をはじめてからは、リスナーの反応を楽しみながら継続できるようになりました。
例えば、LIVE 配信機能を使ってリアルタイムにリスナーからコメントをもらいながら生配信をしたり、レター機能で集まった質問に答える配信をしたり。
コミュニケーションをとりながら配信できるので継続に対するモチベーションも維持しやすいです。
5.コラボ配信ができる
stand.fm は仲間と一緒にできる「コラボ配信」に対応しています。
1つの議題にお互いの意見を言い合うことも、リスナーの代わりに質問し合うことも可能です。
1人で配信するときとは違う温度感でリスナーに情報を届けられます。
6.日々アプリが更新され、より使いやすく進化している
stand.fm は「誰でも気軽に楽しく音声配信を利用してほしい」という想いが強く、頻繁にアプリを更新してユーザーの使いやすさを追い求めています。
例えば、次のような更新が過去にありました。
- 選べる BGM の追加
- 配信内で紹介した商品・情報の URL をリンク化
- LIVE 中のレター閲覧に対応
配信側だけでなくリスナー側の利便性を考えた更新も多いので、stand.fm はユーザーにやさしい音声配信アプリだといえます。
7.治安が良く安心して使える
どの音声配信アプリも比較的荒らしが少ない治安のよいプラットフォームですが、stand.fm はとくに安心して使える印象です。AppStore の口コミでも以下のようなコメントがいくつか見受けられました。
出典:Appstore
stand.fm には番組のランキング付けがなく、同じカテゴリの他番組からライバル視されることが少ないです。
また番組の内容に対して粗探しをされ、執拗に攻められることもありません。
誹謗中傷が気になって躊躇している方でもチャレンジしやすい環境です。
stand.fm で音声配信するデメリットは3つ
stand.fm で音声配信をするデメリットは次の3つが挙げられます。
- PC からは視聴しかできない
- ポッドキャスト系に同時配信できない
- ポッドキャストと比べるとデータ量が大きい
くわしくお伝えします。
1.PCからは視聴しかできない
stand.fm は Windows 、 Mac ともに配信ができません。
stand.fm のアプリがパソコンからの配信に対応していないためです。
音声をパソコンで収録している場合、データをスマホに移行する必要があります。
そのため毎日配信など、更新の頻度が多い場合、毎回のデータ移行がかなりの手間に。
パソコンでは視聴しかできない点は、stand.fm 最大のデメリットと言えます。
2.ポッドキャスト系に同時配信できない
stand.fm はアプリ内のみで配信・視聴できる独立配信系の音声配信です。
そのため、ポッドキャスト系やほかの音声配信プラットフォームへ同時配信することはできません。
一度の配信で複数のプラットフォームへ配信したいのであれば、Anchor の利用をおすすめします。
3.ポッドキャストと比べるとデータ量が大きい
stand.fm はポッドキャストと比べると配信にかかるデータ量が大きいです。
今回、配信時のデータ量を比較するため、stando.fm ・ Anchor ・ YouTube それぞれで5分収録・編集・配信を行なってみました。
- stand.fm・・・60.5MB
- Anchor・・・8.3MB
- Youtube・・・95MB
ご覧の通り、stand.fm は Anchor より 10 倍近くのデータ量です。
しかし動画配信の YouTube に比べれば5分の3程度で済みます。
少しでもデータ量を抑えたい方は Anchor を選ぶことをおすすめします。
stand.fm で音声配信を始める3ステップ
使いやすさと収益化の仕組みが整っている stand.fm 。
始めたいときは、以下の3ステップを参考にトライしてみましょう。
- アプリをダウンロード
- プロフィールの設定
- タップで収録・編集・配信
まずは stand.fm のアプリをダウンロードします。
スマホ・ PC ・タブレットどの端末でも利用できますが、配信はスマホ・タブレットのみなので注意しましょう。
次にプロフィールの登録をします。
リスナーが理解できるよう、自分が何者なのかを分かりやすく記入しておくと良いでしょう。
プロフィールを登録したら、アカウント登録を忘れないようにしてください。
アカウント登録せずにログインしてしまうと、登録したプロフィールを永遠に利用できなくなります。
プロフィールができれば、音声を収録・編集して配信するだけ。
操作はタップのみです。
難しいことは考えず、まずは直感のまま行なってみましょう。
stand.fm で収益化する3つの方法
「せっかく音声配信を始めるのだから、いつか収益化できたらいいな・・・」
なんて考えていませんか?
stand.fm では収益化をサポートする3つの体制が設けられています。
- 再生回数に応じて収益が発生する
- 月額有料チャンネルとして配信する
- コンテンツとして販売する
自身のチャンネルの再生時間に応じて収益を得られる仕組みを整えています。
将来的にはYouTube のように配信の中に広告を入れ、発生した収益に対して報酬を還元するという仕組みを調整中のようです。
また月額有料チャンネルとしての配信も可能です。
配信内容の一部を有料化することもできます。
大部分を一般会員にも流し、重要な部分のみ有料会員にしか聴けなくするなど、工夫すると収益アップできるでしょう。
さらに有料 Note のように、音声配信をひとつのコンテンツとして販売することもできます。
専門知識や必要とされるノウハウなどを配信する際におすすめです。
自分で自由に価格を設定できるので、納得のいく収益を得やすいです。
いずれの方法もフォロワー数が 1000 人以上かつ stand.fm の審査を通過しなければいけません。
まずは配信を継続化し、ファンをつくるところからはじめていきましょう。
stand.fm で音声配信をはじめてみよう
グングンユーザー数を増やし、伸び続けている独立系の音声配信サービス stand.fm 。
録音や編集などの操作も簡単で、気軽に配信できる点が大きなメリットです。
収益化の仕組みも整っているので、本格的に音声配信で稼いでいきたい方にもおすすめ。
「 stand.fm のフォロワー数を伸ばす効率的な方法を知りたい」など、具体的な戦略を知りたい方はこちらの動画を受け取るところから始めてみて下さい。まず始める、次に戦略を持ってコツコツ続ける。それだけです。
stand.fm で楽しみながら音声配信をしたい方は、ぜひ覗いてみてください。
Thank you for reading! You made my day.